「屋久島・宮之浦岳」
平成18年11月
(ハイキング)
たらっぺ山の会 小川(筆)


山頂からの眺め

   
   
1日目
羽田から鹿児島は飛行機、鹿児島から屋久島へはジェットフェリーで移動。港は上屋久町にあり、バスで安房の宿へ移動。屋久島に入ってからずっと雨。

2日目
4時起床、5時タクシーに乗り約1時間で淀川登山口へ。
雨が降る薄暗いなか6時半出発。登山道は尾瀬のように木道がよく整備されていて逆に滑る。

霧で花之江河の湿原も見えないが、道標はわかりやすく道迷いの心配はまずないルートでした。
11時すぎ宮之浦岳に登頂、わずかだが雲がきれ隣の永田岳や青い海が見える。かわいらしい屋久鹿にもたくさん出会う。
13時新高塚小屋に到着したが誰もいないので次の小屋へ向かう。
14時高塚小屋へ。ヒメシャラと屋久杉に囲まれた美しい森に大満足。縄文杉も近いので見に行くが誰もいない。しかし、展望デッキが整備され思ったより近づけなくてがっかり。

3日目
朝から雷雨で目覚める。明るくなるのをまって7時にスタート。
縄文杉を過ぎ、トロッコ道の大株歩道入り口へ入る。小雨になるが白谷雲水峡の増水が心配。楠川別れで荒川登山口に下山することにする。

林道にでたが携帯が使用できないので約1時間歩いて公衆電話がある場所へ。タクシーを呼び安房の町へ戻る。バスで上屋久町へ移動。町にでると晴れてきた。島の中でも天気はだいぶ違うようだ。

4日目
往路と同じ経路帰路に着く。
計画では淀川登山口から入山し、宮之浦岳、新高塚小屋(泊)、白谷雲水峡下山でしたが、タクシーの運転手さんから、川が増水しているので白谷雲水峡の橋が通行止めになる可能性もあるとのアドバイスをもらっていたので、当日迷うことなくコースを変更することができました。
(数日前までは雨がなく、登山者は必ず水を持参する状態だったようです)
歩行時間も一日6時間位と、体力的には余裕がありました。景色をもっとじっくり楽しみたかったですが、今回の滞在期間中はずっと大雨でそれもかなわず残念でした。それでも"雨の屋久島"は堪能したので満足のいく行程でした。



永田岳


高塚小屋