「黒 斑 山」
平成19年7月29日(ハイキング)
たらっぺ山の会 中(筆)
参加者:中・竹中・他1名

  
7月29日

本庄(中宅)集合(5:00)―関越自動車道―藤岡JCT−上信越自動車道―佐久IC
―(6:30)車坂峠

車坂峠(7:00)−(表コース)−避難小屋―トーミの頭―(9:00)黒斑山(9:15)−
―蛇骨岳―仙人岳―Jバンド(10:15)−(10:30)賽の河原(10:45)−湯ノ平口(11:20)−(草すべり)−トーミの頭(12:10)−(表コース)ー(2:10)車坂峠

車坂峠―佐久IC―上信越自動車道―関越自動車道―本庄

@駐車場
空梅雨とは言え梅雨は梅雨、ここを計画して2週雨で中止になり、当初5人行く予定だったのが2名かけてしまい、3人で行って来ました。

駐車場は高峰高原ホテルの道を挟んで反対側に広いものが有ります。私達は道の脇に停めましたが、奥にも広いスペースが有ります。しかも無料です。高原ホテルの脇にはログハウスの公衆便所が有りますので非常に便利です。高原ホテルの合い向いが登山口でわかりやすいです。
黒斑山頂への道は表コース、中コース、裏コースと3本ありまして、1番景色が良いのが表コースらしいです。因みに裏コースは蛇骨岳山頂で確認したところ、ロープで入らない様にしてありました。

表コースの道は土に少し岩が出ている感じで比較的歩きやすいです。歩きやすいとはいえ、実は下りで1人転んで足を痛めてしまいました。下りでのトーミの頭から車坂峠までの時間がかかってしまったのはその為です。山での油断は大敵です。

途中厚い鉄板を曲げて作った様な避難小屋を経て岩だらけのトーミの頭に出ます。トーミの頭から見る浅間、湯ノ平高原方面は絶景です。トーミの頭から黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、Jバンドまでは形容するなら、まさに空中散歩です。とても幸せな気分になります。黒斑山頂の手前にテレビカメラがありまして常時浅間山を映しております。そういえば表コースの脇にケーブルが流れておりますが、それはこれのためのものかもしれません。小諸の市役所でその映像が見られるらしいです。10年ぐらい前に小諸の駅でも私はその映像を見た覚えが有ります。

黒斑の山頂は広いのでゆっくり休むのに良いと思います。
初心者がいる場合はここで引き返しても良いかも知れませんが、空中散歩を味わう為には、せめてJバンドまでは往復したいものです。当日も蛇骨岳に荷物を置いてそこまで往復している人がいました。因みにJバンドの名前の由来ですが、露出している岩の断面の形がアルファベットの「J」が寝ている様に見えるからでしょうか。
Jバンドから賽ノ河原までは急な崖ですが、その割には道がしっかりしていて思ったより歩きやすかったです。賽ノ河原から湯ノ平口まではほぼ平です。途中、前掛山登山口が有りまして、そこから浅間山に登れます。体力と時間に余裕のある方なら十分行って来られると思います。
次の湯ノ平口からトーミの頭までは、勾配も急で少し大変です。でも変わった形の岩峰があったり壮大な景色に和まされます。地図のコースタイムがここだけ少しおかしいのではと思われます。私達が要した時間は50分ですが昭文社2007年度版の浅間山の地図では1時間20分になっております。編集された方が実際に歩かずに記載したのでは疑いたくなります。
トーミの頭からは表コースで車坂峠戻りました。
今回途中、湯ノ平高原と帰りのトーミの頭で2回雨に降られ、2回とも10分ぐらいで止みました。カッパの着たリ脱いだリが忙しかったです。

黒斑山は浅間山の隣で有名ではありません。もちろん100名山などには入っておりませんが、私はとても気に入っております。当初、初心者が3人来る予定でしたのでここを選びました。ただ、2回も延期したもので初心者は1人になってしまいましたが、その方も十分満足していただけたのではないかと思っております。それから、蛇骨岳から先は私も始めてだったのですが、湯ノ平高原からトーミの頭方面を見上げる景色も大変すばらしいですね。私の超お勧めスポットです。

A登山口
B避難小屋
C湯ノ平からトーミの頭 
Dトーミの頭
 
Eテレビカメラ
   
F黒斑山頂
  GJバンド
黒斑山周辺の花 
   
アズマシャクナゲ   クルマユリ
   
 ニッコウキスゲ   マルバタケブキ
   
ミネウスユキソウ    ミヤマシャジン