「尾  瀬」
平成19年8月26日(ハイキング)
たらっぺ山の会 中(筆)
参加者:都丸・中

 
1.行 程
自動車、バスでの移動
中宅(5:00)−尾瀬第1駐車場(6:30)−鳩待峠(7:00)

徒歩
鳩待峠(7:10)−山ノ鼻田代(8:10)−竜宮小屋(9:40)−富士見平(11:30)−鳩待峠(13:15)

自動車及びバスにて帰路


2.交 通
 マイカーは、鳩待峠と大清水の分岐の所を右に曲がると尾瀬第1駐車が有ります。ちょっと前までは鳩待ち方面に向かって少し行った所の戸倉スキー場の駐車場に停めましたが、係員は新しいほうに行くよう薦めております。駐車場はかなり広いです。
それから驚いたのはトイレです。ウォシュレットです。
鳩待峠へのバスは時刻表上では1時間おきにしか有りませんが、実際は1ボックスカーがいっぱいになるだけの人数(8人ぐらい)が集まれば随時出発してくれます。途中、戸倉スキー場の駐車場にも停まってくれるようです。
鳩待峠までは20分位で着きます。ただ、値段が高いです。駐車料金が1000円、バス代が片道900円で、1人で2800円かかります。

3.コースの特徴
 尾瀬と言ったら湿原の上の木道を歩くイメージです。まさにその通りなのですが、始めての方が驚くのは、以外に山道が多いと言うことです。たとえば鳩待峠から山ノ鼻田代までは下り50分、登り1時間20分の坂道です。公園を歩くつもりでいたらちょっと驚くのではないでしょうか。とはいえ経験者にとってはかなり退屈コースかも知れません。
 それから湿原以外でも木道が多いのがいただけません。坂道での木道って雨が降ると滑ってかえって危険なものなのです。自然保護の関係からなのでしょうが、湿原以外の木道は無いほうが助かります。
 道はしっかりしすぎているくらいわかりやすく、間違うほうが難しいです。
 それから、山小屋がたくさんありトイレも有りますので、山が始めての女性の方などを連れて行くのには良いのではないでしょうか。

4.山 行
 尾瀬第一駐車場から鳩待峠までバスがわりのワンボックスカーで移動します。車には私と一緒に来ている友達の都丸さん以外に6人の計8人乗車しております。道路は舗装してありますが、やっと車がすれ違うくらいのやや細い道です。途中、ススキが穂を出しているのを見て、もう秋なのだなと思いました。鳩待峠には30分弱位で着きます。車から降りて自分の荷物を車の後部のから取り出します。
 鳩待峠は広くて売店があったりもしています。この売店では花豆ジェラードと言うものが名物なのでしょうか。大きな看板が有ります。ここからは左手に至仏山に行く道、右手の売店の裏手からはアヤメ平に行く道、そして正面が、これから私達がむかう山ノ鼻田代への道があります。山ノ鼻田代への道の最初は下りになります。木道が有り「雨が降ったら滑って危ないだろうな。」と思いながら歩きました。途中、熊除けなのでしょうか。腰くらいの高さに鐘とハンマーがぶら下がっておりました。あまり効果が無いような気もしましたが、、、
下りきって川上川の橋を渡ると山ノ鼻になります。山ノ鼻もとても広くて、キャンプ場や山小屋、自然保護センターが有ります。ログハウスの便所も有りました。私と都丸さんは、そこの売店で熊除けの鈴を衝動買いしてしまいました。その後、都丸さんは鈴をザックに付けたのですが、着ける位置が良かったのか私の鈴よりも大きな音で鳴り響いておりました。
 そこから竜宮までの道は「まさに尾瀬」と言う感じの道で、湿原の上の木道歩きです。正面には燧ケ岳、後ろには仏至山が見れます。
 1時間30分位で竜宮まで着きます。富士見平への分岐が有りその先に竜宮小屋が有ります。最初は日陰が有るので小屋まで行って休憩をとろおと思ったのですが、小屋のやや手前のベンチの所に以前NHKにいたアナウンサーのクボジュンに似た女の子が1人で休んでいたので、急きょ私達もその隣で休む事にしました。山では常に状況を把握してすぐにそれに対応する能力が必要です。しばらくするとクボジュンが尾瀬の風景をバックに写真を撮りたそうでしたので、私達がシャッターを押してあげました。そしてそのお礼にその子と2ショットで写真を撮らせて頂きました。おじさんって嫌ですね。クボジュンとは写真をホームページに載せるから見たねと言って別れ、クボジュンは尾瀬山荘の方へ、私達は反対の富士見平の方へ行きました。
 富士見平に向かう長沢新道はこのコースの一番の難所ですが、木道や階段が多くてやや物足りないです。道も歩き方を考えたりしながら歩く方が面白いような気がします。木道ですとただ体力だけの歩きですし、やはり雨の時の事を考えるとちょっとです。
 勾配がなだらかになって、左に池が見えると鳩待峠と富士見峠の分岐はすぐそこです。きれいだからといって池の方の木道に行ってしまいますと、富士見小屋の方に行ってしまいますので注意です。道が下りになったら間違えです。
 分岐を鳩待峠の方に向かってすぐにアヤメ平になるわけですが、ここは私のお気に入りの場所です。尾瀬ヶ原よりもむしろこっちの方が好きです。なんと表現したら良いのか、高原に有る湿原と言ったら良いのでしょうか。苗場山の小さい版ですかね。それから下って樹林に入ってしばらくすると、鳩待峠の売店の後ろに出て終了です。
@尾瀬第1駐車場
 
A鳩待峠
 
B登山口
 
C山ノ鼻 自然保護センター
 
D尾瀬ヶ原と燧ケ岳
 
 
Eクボジュン?
 
F富士見平の池
 
Gアヤメ平
 
周辺の花
 
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