「白毛門沢/谷川連峰 沢登り」
平成19年8月17日(沢登り)
たらっぺ山の会 梁取(筆)
参加者
  たらっぺ山の会 森・梁取・他3名

  沢登りにデビューしてきました!
行って来たのは白毛門沢。裸の王様:森名人をリーダーに、総勢5人のパーティー。このところ強烈に暑い日が続いてるし、涼しそうなイメージのある沢にワクワクしながら行ってきました!
が、フエルトソールを履いてたって、滑るものは滑る!涼しげなイメージどころか、真剣な登りと化しました。でも、自然が造形する美しい沢を遡行する醍醐味。ルート本では巻けと書いてあるところを直登するマジ登り。初心者の私でも、沢がもたらしてくれる「登る嬉しさ!」を堪能できました。多少のハプニングはもちろん起こるものの、そこを皆で協力しあいながら越えていく楽しみ。沢って素晴らしい!

皆一致の判断だったのですが、山頂へ向けての最後のルート選択を間違えました。かつて経験の無い様な滑る浮き石の岩場。垂直に近いヤブのラッセル。でもこんなミステイクも沢登りの醍醐味ですかね(限度はありますが)。一般登山道に出た瞬間の喜びったら、格別なものがありました!
下山はかなりの雨にヤラれてしまいました。最後の1時間は裸の王様も素肌の上にカッパを着たほど。ビチョビチョになってしまったので土合駅にクルマを寄せて着替え、定番の湯テルメで冷えたカラダを暖めて帰ってきました。

白毛門沢はルート本によると2級の沢。初級向けですが、それでも集中しないと危ない目に遭うし、逆に本気になるからこそ沢って楽しめるものだと思いました。これって岩でも沢でも同じですよね。
こんなことを学んだ気がします。

沢登りとは…、

@クライミングの要素たっぷり。そのものなのだ。
A滑るものは滑る。気を抜くな。
B濡れることを楽しめ。アクティブに突っ込め。
Cヤブ漕ぎも堂々たる一つの技術だ。
D少々のハプニングはつきもの。これが楽しさを生むのだ。
E大勢で行くのは楽しい。助け合って登るべし。

@美しいナメ!ハナゲの滝
   
Aタラタラのセン(?)を突破!
 
B連瀑10m(?)前でパチリ!
Cタマゴ岩(?)をヨイショ!
 
Dさぁ、ルートミスの始まり!(笑)
 
Eヤブ漕ぎ・ヤブ漕ぎ・ヤブ漕ぎ
 
F山頂でまったり   G土合駅で着替え