深谷市民登山教室 八ヶ岳
2008年8月2日(土)〜3日(日)
たらっぺ山の会 簗取(筆)
参加者:総勢41名
 一般参加者:32名
 深谷山岳会:7名
 たらっぺ山の会:森・簗取



@地蔵尾根の急登

 
 今年ももう3回目となる深谷市民登山教室の「八ヶ岳」に王様・やなとりで参加してきました。今回は山小屋泊ということで皆さん日帰りよりは一回り大きなザック。そして八ヶ岳というビッグネームへの憧れと、反面、急登やガレ場の不安もあったと思いますが、2日間皆さん頑張り通し、快晴の山頂を踏みしめて帰ってきました!

 歩き出しは美濃戸口から。そうです、大型バスなので美濃戸まで入れないのです。いつも楽してる分、スタッフのこちらの方が精神的ダメージ大?のスタートでした。
 今回のルートは北沢から赤岳鉱泉を経て行者小屋から地蔵尾根を登るコース。最初の車道歩きから徐々に登山道らしくなり、稜線に乗越すまでの最後の2時間は足場の悪い急登・鎖場・梯子が続きますが、全員無事、今晩の宿:赤岳天望荘に到着しました!
 今日1日凄く暑かった。汗ダラダラで地蔵尾根を登り詰めたわけですから、頑張った自分に対するご褒美ももちろんガッチリ行きます。小屋前を陣取り、スイカ2玉とビールで乾杯!そして晩御飯は天望荘名物のバイキング。明日の赤岳山頂へ向けて充電完了。好天を期待してオネンネです。




 

Aお花の名前は?(奥は阿弥陀)


B天望荘着。スイカとビール!

 
 翌朝、発電機のプロペラ音で目が覚めました。風は強い。窓から外を見てみれば、雲海は安定している。よしっ、こりゃ今日の天気は当たったぞ!すぐにこう思いました。4:30の朝食をいただき外に出てみれば、真夏とは思えないほどの視程!凄い澄み切り!こりゃ最高だ!
 そして皆さん気分を良くして赤岳の山頂を目指します。風もまだ強く、パラパラ浮いた小石に足元は不安定ですが、やりました。無事到着です!朝イチの山頂なのでごった返してゆっくりは出来ませんでしたけど、皆さん記念撮影しまくったのち、中岳・阿弥陀岳方面へ下山します。ここも山頂直下のルンゼ状を抜けるまでは気が抜けない下りで、中岳との鞍部まで到着し、「厳しいところはもう無いですよ」と話すと、ホッとされた方もいましたね。
 さて、希望者は阿弥陀にも登っちゃいましょう!ということで、約半数の方は阿弥陀にも登りました!阿弥陀ってコルから見上げると凄い角度なので、やっぱおっかないですよね。ただ、今日はこの天気ですから、この山頂にも立った方は忘れられない景観を目に焼き付けられたのではないでしょうか。
 そして行者小屋まで足を進め、小屋前でまったりお昼ごはん。しばらくゆっくりしてから、下山は南沢を選択。全員無事に美濃戸口へ帰還できました。

 帰りの立ち寄り湯は、定番:もみの湯。2日分の汗を流し、サッパリして深谷に帰ってきました。皆さん、本当にお疲れ様でした。天気が最高でホント良かった!撮った写真をニヤニヤしながら眺めてる皆さんの表情が浮かぶ様です(笑)。次の今年最終回は木曽駒ヶ岳。またも天気が当たるといいですね!

 さて最後にたらっぺネタ。王様は2班の班長、私は3班の副班長の任務でした。そしてそして、今回の2玉のスイカは、王様と私で1玉ずつボッカ。疲れがあって途中キツかったですが、喜んでくれた皆さんの顔を見たら、担いで良かった!こう思いました。・・・メデタシメデタシ。ということで、マフーズ・イイちゃん、木曽駒頑張って!

C小屋前で迎える朝


D赤岳東面と富士山


Eやった、赤岳山頂到着!

 
F中岳へ向けての下り
 
G行者小屋前でランチ