平成21年2月7日 | (登攀) | |
たらっぺ山の会 | マフーズ(筆) | |
参加者: | マフーズ・清水 | |
藤井(遠峰山岳会) |
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指導センター(5:00)→一ノ沢出合(7:30)→山頂(13:30)→指導センター(16:00)
今期は寡雪とのことで不安を抱きながら新道を一の倉沢へ向かいます。ここ数日で積もった雪が30〜50cmのってます。 出合からは一箇所水流が顔を出している箇所がありましたが問題はありません。一ノ沢出合で準備をしピットチェックをすると50cmくらい下ににザラメ層があり「Poor」な状態でした。先週の雨が原因でしょうか。案の定、奧壁組が衝立スラブが不安定とのことで撤退してきました。 一の沢はすでにデブリが堆積してます。第二岩峰上の雪壁は腰ラッセルと冷や汗の出るセクションでした。第一岩峰までの雪稜はまだ雪庇が大きく発達しておりませんでした。第一岩峰は正面の凹角を突破します。 最後は右側から山頂にぬけました。 今回はほぼ夏道通りのルートで、ルートに付いていた雪が少なくその上に新雪がのっている不安定な状態でしたので難儀する場面もありましたが天気にも恵まれ最高の雪稜登攀を堪能できました。 初谷川岳積雪期のバリを乗り切ってくれた清水君は本当に頑張りました。 ラッセル、ルート工作と藤井君がいてくれて助かりました! 〜〜〜〜〜コメント〜〜〜〜〜 昨年は天候不良で登ることができなかった東尾根。
『右には一の倉、左にはマチガ沢が口を開けて待っている』という言葉が、登攀中頭をぐるぐる回っていましたが、無事に登れて感激でした!
ザイルを出したところでは2番手で登らせて頂き、フィックスを張ってくれた石橋さんと藤井さんには頭が上がりません。
冬の一の倉を登ったことで、夏が待ち遠しくなりました。
by 清水 |
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