水晶〜鷲羽〜黒部五郎〜雲ノ平
平成25年7月29日〜30日(+予備2日) 縦走
参加者: 青山・福地(友人)
記録 たらっぺ山の会 青山(筆)










     29日は雨の新穂高を5時出発。
朝から大雨で、縦走初体験の福地さんには申し訳ない気分でした。

 鏡平までの急な登りは、写真のようにまるで沢登り状態でした。
5時間も歩くと、下着から靴の中までびっしょりでした。
食糧、酒、つまみ4日分。テントを持ってカッパを着ての登りは辛かったです。
死ぬほど暑かったです。

 途中、脱水症状が心配で水、塩分、カンパンを補給しながら何とか双六に12時15分に到着。二人とも疲労してましたが、予定の時間だったので三俣を目指しました。

 三俣には巻道を通過し14時45分に到着。暴風雨なので山小屋に逃げ込みました。
福地さんは27才ですが、体力、運動神経抜群で今日の工程も無事完登。

 夜は自炊場兼乾燥室でビールで祝杯をあげ、その後は焼酎(1.8L持参)を結構飲んで酔って寝てしまいました。
福地さんの話では夜中は猛烈な風と雨だったようです。


 30日4時に起床しましたが6時まで待っても天候は悪く、翌日も悪いとの予報なので下山することにしました。
三俣6時出発。新穂高には14時に無事到着。
途中小雨にもなり前日と比べ楽でした。
二日目は好きな写真も撮ることができました。巻道でのお花畑は心を癒されました。

 初日は何も見ることができなく、本当に癒されました。
新穂高に到着後、風呂に入り秩父に20時着。
三俣は山を始めた2009年に富山の中村さんに連れて行ってもらいましたが、今回同様で天候悪くとんぼ帰り。2011年5月残雪の時も双六手前で敗退。
 3度目の敗退ですが、いつか雲ノ平周辺の山々をこの目で見たいと思います。
 福地さんにとっても辛い縦走となりましたが、厳しい環境や不便さに身をおくことは、いろいろな意味で良い経験となりました。
結果的に素晴らしい景色は一度も見ることが出来ませんでしたが、二人にとって有意義な二日間でした。


またいつか行きましょう!!